エリオット波動分析 2025.01.16 ドル円

エリオット波動分析 2025.01.16 ドル円

本日のサマリー

長期カウント、中期カウントに大きな変更点はありません。
短期では、想定どおりの下落がスタートしています。小さな波形では既に第3波が終盤を迎えています。狙うなら4波の上昇の終わりを売っていくのもありですが・・・

長期カウント1D

現時点でのドル円相場のエリオットカウントを更新します。大きな目線では、161.95から下落トレンドがスタートし、139.58で下落のA波が完成し、B波(紫)の上昇が終了したのではないかと考えています。


158.75付近まで上昇してからの下落を想定していました。実際には、158.87ということで誤差の範囲ですね。このストーリーについては、昨年から想定していたものです。
本当にエリオット波動は、長年使ってきた自分が言うのも変なんですが、オカルト的な要素があるんじゃないかと思うくらい相場を予測してくることがありますね。

A波の終点を底値にせずに、141.75としている理由としては、その後の下落が明確な3波構成になっているので、B波を拡大型フラットと仮定した関係です。
そして、このB波の拡大型フラットについて内部構成波動のA波に対してC波が2.618倍と想定すると、B波終点は、158.76ということになります。
今回の雇用統計で少し超えましたが、ほぼ想定通りの位置での反転をしたことになります。

前回までの記事はこちらです。
エリオット波動分析2025.01.15
エリオット波動観測2025.01.13
ドル円エリオットカウント2025.01.11
✅ドル円エリオットカウント2025.01.10

中期カウント4H

それでは、ここで少し中期的なところも確認していきましょう。

日足のところで出てきた大きなB波(紫)が完成したと考えています。
この大きなB波については、拡大型フラット(青色)と見ています。
フラットのC波の内部構成波動については、緑色で表示しています。
フラットの内部構成波動は、335ですので、C波は5波動ということになりますね。

短期カウント

それでは次に、1時間足で副次構成波を見ていきます。

大きな波形のB波の終点(紫)であり、その内部構成波動であるC波の終点(青色)、更にその内部構成波動の第5波終点(緑色)、更に内部構成波動が5波終点(橙色)が完成し、大きな下落へと向かっていると想定しています。
そして、想定どおり下落がスタートし、第1波、第2波を形成し、第3波の下落がスタートしたものと考えていいですね。これは、オレンジの大きさでの波形でのインパルス5波が想定されます。そしてこの5波を持って、緑の第1波完成となります。
オレンジの第3波は比率的には、155.03まで下げることを想定していますが、カウントを迷うところでもあります。
ただ、昨日からの大きな変化点としては、下落が進んだことによりインパルスの可能性が高くなり、この想定どおりの下落第1波(緑)ができるのではないかという部分です。

今後の戦略

今後の戦略としては、大きな目線で下目線となりますので、一旦の下落を見てから、その戻り目を売りに行く姿勢で、ターゲットの絞り込みをしていく必要あります。

現時点で、158.75のショートポジションを持っていますが、これとは別で更にショートのタイミングを見ていくことになります。

オレンジの第4波の終点を捉えて、第5波の下落を狙えればいいのですが、第4波の終点を捕まえるのは、ゲームとしては楽しいかもしれませんが、神経使う割に利益を伸ばしにくいので、綺麗な波形が出ればといったところでしょうか。

それでは、今日も皆様に相場の女神が微笑みますように。

この記事が皆様に少しでも役に立てましたら、「フォロー」、「スキ」、「チップ」等で応援いただけるとありがたく思います。

★★★おススメの厳選記事はこちら★★★

『フィボナッチ比率で押し目買いを完全攻略』

「押し目買い」を極めることで、安定したトレードが可能になることはご存知でしょうか?この記事では、その基本的な概念から、フィボナッチ比率を活用した高度なトレード戦略までを詳しく解説します。多くのトレーダーが陥りがちな失敗の原因を明らかにし、成功に導くための実践的なアプローチを紹介。上下を当てるのではないという相場の真理に迫ります。

エリオット波動Labo サイトマップ

エリオット波動を一から勉強したい方用のサイトマップを作成しました。お好きなところから学習にお役立てください。

ドル円カテゴリの最新記事