前回の振り返り

第1波の下落が一旦はサポートラインでとまるのではないか?という想定をしていました。https://note.com/embed/notes/n74e3c1f14b8a

これがどうなったのか?というと。こちらです。

サポートラインをあっさりと突破しましたね。これは昨日解説したように、ズルズルと下がり戻り目をつくらずに下げていくパターンかもしれませんね。
さて、本日もエリオット波動分析をしていきましょう。

■日足 下落フラットC波

大きな目線では、161.95から下落トレンドがスタートし、141.75で下落のA波が完成、158.87 でB波が完成し、現在はC波の下落がスタートしたものと考えています。(更新なし)

想定どおり順調に下落をして、C波の形成をしている途中と見ています。このフラットのC波の終点については、127.76を想定しています。
これは、161.95からスタートしたフラットが「拡大型フラット」を形成し、C波の値幅については、A波の値幅に対する161.8%としています。
フラットは、統計的にレギュラーよりも拡大型が現われることが多いからです。
C波はフラットなので5波構成を想定しています。その内部構成波動の第2波は151.20で完成し、第3波の中の第2波の上昇がフィボR78.6%まで戻して、第3波の下落に向けて動きだしているように思います。
このチャートの想定だと現在は、第3波の中の第2波が完成した状況ですが、この第1波と第2波の波形が大きいですよね。この大きさとなると、第3波全体が少し大きくなる可能性があります。この比率で考えると、第3波の終点が126.83まで下がることになります。そこから5波となると、もっと下がります。このあたりは今後視野に入れて考えていくことにはあります。

■4時間足 下落第3波 インパルス

それでは、中期的なところも確認していきましょう。(更新なし)

第1波が、158.87から146.53で完成したものと見ています。これはインパルスではなく、ダイアゴナルですね。
そして、146.53から、第2波の修正がダブルジグザグを形成し、151.20で完成したのではないかと見ています。
そこから第3波がスタートしたと見ています。内部構成波動の第1波が139.88で完成し、第2波が148.64で完成し、現在第3波の下落がスタートしているのではないかと見ています。
冒頭に話した嫌な感じというのを説明します。
少し前に大きな下落の第1波として、左側のオレンジの下落波形がありました。この時は、戻り目の波形が小さく中々入る機会がないままにズルズルと下げていった時期で、エリオット波動的にはエントリーしずらい期間でした。そして、今回の148.67からの下落もその傾向が見えます。このまま戻り目をつくらずに下げていくと、取りにくい相場となりそうです。

■1時間足

それでは、1時間足がどうなっているのかを見てみましょう。

第2波の修正波動は、ダブルジグザグを形成し148.64で完成したものと見ています。
そこから第3波の下落がスタートしている想定となりますが、その内部構成波動の第1波がまだ進行していると見るのが妥当な感じですね。今日も安値を更新して、144.08まで下げました。

今日のドル円戦略

ダブルジグザグ完成は、ほぼ間違いないので、下落をどう取っていくのか?というシナリオに基本的にはなります。

それでは、本日は、戦略でいくべきかについて、エリオット波動的な視点で考えていきましょう。
今日は、「ズルズルと下落しちゃった場合」のカウントの仕方、インパルスのエクステンションの理解についてを解説します。
また、そこから導き出される2つの可能性としてチャートの右側を描きます。

続きはこちらから

ドル円カテゴリの最新記事