ダイアゴナルの可能性は?
ダイアゴナルの想定をしてきましたが、パウエル議長続投の気配により、チャートの様相も少し変化が表れてきたように感じます。
第2波の副次構成波のA波の上昇がかなり伸びました。それにより収束型のダイアゴナルではなく、微妙な拡大型のダイアゴナルになる可能性が出ています。
インパルスの可能性もあり?
この直近の上昇から、インパルスになる可能性について、各種比率を調整して、5波までのレートを推定してみました。比較的きれいに誤差も少なく配置可能な状況です。
ただ、第1波が5波構成というよりは、3波構成に見えるところですが、どちらかに決め打ちするほどの状況でもありません。
一番理想的なのは、ここからの一旦の押し目を狙うことです。
フィボナッチ比率61.8%の114.20付近まで戻してくれると、文句なく入れるところですが、そこまで戻さずに高値更新をする可能性もあります。
高値更新した場合で注意すべきポイントは、紫の帯になっているチャンネルラインの上限です。ここで跳ね返される可能性があります。
トレードシナリオ
これらの状況を踏まえると、
【プランA】★★★
押し目となる114.20付近まで引き付けてのロングエントリーです。
これは、ダイアゴナルだとしてもインパルスだとしても理想的なエントリーポイントになります。
【プランB】★
高値更新となる115.15を超えたところで、追いかけるエントリーです。
ただし、ストップラインは114.60に置かなければならないので、ロット数を大幅に下げる必要があります。
また、115.40付近のチャンネルラインに当たる手前に、ある程度の枚数を利確する必要があります。
【プランC】★★
チャンネルラインをブレイクしたきたところで、追いかけるエントリーです。
こちらもストップラインは114.70付近に置かなければならないので、ロット数を大幅に下げる必要があります。
ただ、抵抗ラインが見当たらない状況ですので、利益を伸ばしやすい状況にはあります。
ただ、ダイアゴナルだった場合は、高値つかみとなるリスクはあります。
おススメは、プランAで間違いありませんが、プランBCは、悩むところですね。