必見エリオット波動観測 ドル円 2021/11/17

必見エリオット波動観測 ドル円 2021/11/17

ドル円チャート

エリオット波動カウント

2021/11/15の記事はこちら

それでは、波動のカウントですが、114.70の直近の高値を抜いてきましたね。

この直近高値の114.70で推進波(インパルス)の5波が完成したと仮定していますが、この仮定が崩れる場合の可能性について、今日は解説しておきます。

一番可能性が高いのは、114.70の直近高値で第5波が実は完成していなかったという状況です。それが第3波完成でそこからの下落が第4波で、現在の上昇が第5波の途中であるという想定です。

このあたりが確定するのは、このまま価格が上昇しきれずに、Y波の終点と想定していた112.70を下に抜いてきた場合です。

とはいえ、そこまで待っているのもリスクが高いので、もう少し事前に判断することができないか?という視点で解説します。

この112.70からの上昇について注目してみます。

修正波動ではないのは、一目瞭然なので除外します。

可能性としては、インパルス波か?ダイアゴナルか?のどちらかとなります。

最初の114.30までの上昇は、5波形成になっているようなので、ダイアゴナルの可能性は低いのではないかと見ています。

そこから浅い押し目となる第2波を形成して、現在が第3波といったところですね。

そうなると、本題となる114.70で5波が完成したのかどうかについては不明ということになります。

トレードシナリオ

現在は、高値を更新していった時の114.32のロングポジションを持っています。

この直近の112.70からの上昇をインパルス波と想定してのエントリーとなりますので、これがインパルスではなかったと否定されるラインで撤退をします。

そのラインは、114.30の少し下となります。理由は、エリオット波動のインパルスのルールである「第1波と第4波のレートは重ならない」です。

利益確定については、非常に難しい部分ですが、一旦5波が完成した時点で、3割は利確しておきたいところですね。残りは、ピラミッディングしていきたいと思います。

実需の貿易収支の視点で見ても、もう少しドル円に上昇余地があると見ています。

注視しているのは、5波完成後の下落の波形です。

この波形が推進波になるのか?修正波になるのか?によって、114.70の上昇が第3波だったのか?第5波だったのか?が判明します。

もしも、推進波になった場合は、今回の112.70からの上昇が第5波となるので、ここから大きくABC波の下落修正波がスタートしたことになるので、撤退をしなければなりません。

逆に、修正波になった場合は、反転して高値更新が狙えることになるので、ポジションを維持していきたいと思います。ただ、上に書いたように114.30を抜けたらポジションを切りますので、その場合は、修正波C波の終点を狙って再度ロングを入れていくことになります。

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