長期カウント1D
現時点でのドル円相場のエリオットカウントを更新します。大きな目線では、161.95から下落トレンドがスタートし、139.58で下落のA波が完成し、現在はB波が156.74で完成したのではないかと見ています。(いろいろなシナリオを検討した中で個人的に可能性の高いと考えているものです。)
162手前でドル円の上昇トレンドが終了し、下降トレンド(大きな下落の修正波動)に入ったものと見ています。
139.58までの下落をA波と見ています。そこから、B波の上昇が始まりフィボナッチ比率61.8%も越えて、78.2%手前の156.74で一旦止まりました。
この位置は、前の上昇の78.2%の少し手前です。
ここまでは、これまでとほぼ変わっていませんね。
前回までの記事はこちらです。
▶ドル円エリオットカウント2024.12.03
▶ドル円エリオットカウント2024.12.01
▶ドル円エリオットカウント2024.11.29
中期カウント4H
それでは、ここで少し中期的なところも確認していきましょう。
これは、4時間足にしたものです。B波のジグザグが156.74で完成し、そこからC波の下落がスタートしている。これもこれ先々週の想定から特に変更はないですね。そして、C波の構成波動の1波が完成し、現在2波の上昇に入っている可能性は高いようにも見えますし、まだもう一段下落するカウントの可能性もあります。
これがどちらになるのかは、明日の雇用統計次第といったところですね。
短期カウント
それでは次に、1時間足で副次構成波を見ていきます。
ここについては、今日は解説を控えます。いくつかの可能性のある状況とだけ言っておきます。
今後の戦略
今週の戦略としては、大きなC波を取りに行きたいというのは特に変わっていませんので、現在進行している推進波の下落を確認し、その後の戻しの修正の頂点を売っていきたいと考えています。
状況によっては、短期で上昇を取りに行くタイミングもありましたが、この時点では静観ですね。
今日のあるある
おそらくエリオット波動をトレードに活用している人ではあるあるなんですが、雇用統計の前って、カウントで複数の可能性が想定されやすくなり、一本に絞りにくい相場状況になるんですよね。
雇用統計で上に伸びたら、こっちのカウントが成立して、逆に下に抜けたら、こっちのカウントが成立する。
因みに、どれだけエリオット波動を極めたとしても、この状況はなんともなりません。
エリオット波動の波形を理由に相場が動くはずはないのだから。
それでは、今週も皆様に相場の女神の祝福がありますように。
(相場判断は、必ず自己の責任をもって行ってくださいね。)
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