ドル円 エリオット波動分析 2025.05.15

ドル円 エリオット波動分析 2025.05.15

前回の振り返り

昨日は、ダブルジグザグ完成後のショートポジションの管理と、その次の戦略についての内容でしたね。

前回の記事はこちら

では、これがどうなったのかを見てみましょう。

ほぼ想定どおりの動きだったかと思います。これらの想定は、私の勘ではなく、全てエリオット波動理論の法則によって導き出された統計上の最適解となっています。
それでは、今日もエリオット波動分析をしていきましょう。

■日足「下落フラットC波中盤」

大きな目線では、161.95から下落トレンドがスタートし、141.75で下落のA波が完成、158.87 でB波が完成し、現在はC波の下落がスタートしたものと考えています。(更新あり)

想定どおり順調に下落をして、C波の形成をしている途中と見ています。このフラットのC波の終点については、127.76を想定しています。
これは、161.95からスタートしたフラットが「拡大型フラット」を形成し、C波の値幅については、A波の値幅に対する161.8%としています。
フラットは、統計的にレギュラーよりも拡大型が現われることが多いからです。
C波は5波構成を想定しています。その第2波までは完成し、第3波の中の第2波の上昇がフィボR78.6%まで戻して、第3波の下落に向けて動きだしているように思います。
ちょっと、気づいていたもののもう少し後で考えようと感じていたことがあります。このチャートの想定だと現在は、第3波の中の第2波が完成した状況ですが、この第1波と第2波の波形が大きいですよね。この大きさとなると、第3波全体が少し大きくなる可能性があります。この比率で考えると、第3波の終点が126.83まで下がることになります。そこから5波となると、もっと下がります。このあたりは今後視野に入れて考えていくことにはあります。

■4H足 下落第3波

それでは、中期的なところも確認していきましょう。(更新なし)

第1波が、158.87から146.53で完成したものと見ています。これはインパルスではなく、ダイアゴナルですね。
そして、146.53から、第2波の修正がダブルジグザグを形成し、151.20で完成したのではないかと見ています。
そこから第3波がスタートしたと見ています。内部構成波動の第1波が139.88で完成し、第2波が148.64で完成し、現在第3波の下落がスタートしているのではないかと見ています。

■1H足

それでは、1時間足がどうなっているのかを見てみましょう。

139.88から、第2波の修正波動が始まりジグザグ波形を形成し145.92まで上昇し、そこから下落をしている状況です。142.35までの下落がX波となり、そこからABCのジグザグ波形となっているものと思われます。
B波がかなり浅いため、C波の上昇が大きくなっていますね。
C波も想定したとおり148.64で止まりました。
下落の初動1波も145.52で完成したものと見ています。なぜ、ここで完成と見るのか?について戦略編で解説いたします。

本日の戦略

全体としては、下落を狙う方が効率はいい地合いにはなっています。
(158.75のショートを保有中です。どのようにしてエントリーしたのかが過去の記事をご確認願います)

ダブルジグザグ完成と完成後の下落については、現状かなり想定通りの動きとなっていますね。こういう時に利益を稼いでおく必要がありますね。
本日は、145.52で第1波が終わったのか?そして今後の戦略をどうするべきか?についての解説をしていきたいと思います。

続きはこちらで

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