金の卵を産むニワトリとは?

金の卵を産むニワトリとは?

スワップ運用は上手くいかない?

先日、すすめられたトルコリラのスワップ運用なんですけど、全然うまくいきません。

そうなんですね。何に困っているのですか?

10日前に買ったんですが、現在のポジションがマイナス3,000円を超えてしまいました。
スワップは、毎日33円しか入らないので、いま330円です。

普段、kayenさんが言っている「損失を固定して、利益を伸ばす」と全く逆な気がするんですけど。毎日33円しか入ってこないのに、どこまでポジションが下げるか不安で不安でたまりません。

そうですね。すごくわかります。でも、今日の説明を聞くと、考え方が180度変わると思いますよ。

金の卵を産むニワトリを買うということ

まず、同じFXというジャンルでくくられてしまいますが、通常の安く買って高く売るという差額で利益を出すトレードとスワップ運用は、全く異なるものです。一番近い投資でいうと、アパート経営が近いのではないかと思います。

スワップ目的でポジションを持つというのは、毎日のスワップという金の卵を産むニワトリを購入するということです。買ったニワトリが太ってしまったり、汚れてしまったりしても問題はないのです。健康に毎日卵を産んでくれればそれがニワトリとしての価値なのです。こちらの図を見てください。

左の美しいニワトリは、10万円で販売されています。そして毎日50円の卵を産みます。

右の売れ残ったニワトリは、あまり買い手がつかないので、8万円で販売されています。そして、毎日60円の卵を産みます。

どちらのニワトリを選びますか?

もちろん右が正解ですよね?同じように毎日卵を産んでくれるなら、安いほうのニワトリ買った方がお得ですよね。

そうですよね。だから「ポジションの評価がマイナスになった」と落ち込んでいるのは、ピカピカのニワトリを買ったのに汚れてきたと嘆いているのと同じで、実際には毎日の卵を産んでくれているので、全く問題はありません。

確かに、言われてみればそうなんですけど、なんとなくまだ釈然としません。

では、おススメの方法を教えます。これを聞いたら、今までと逆に「下がれー」とお祈りするようになりますよ。

レバレッジ1倍投資法

通常は、国内口座だとレバレッジ25倍で固定されている業者が多いところですが、中にはレバレッジ1倍の取引きをOKにしている業者がありますので、そこを使います。

今回の方法のおススメというかマストは、「松井証券FX」です。



では、手順を説明します。松井証券FXで、レバレッジ1倍コースで、トルコリラを1万通貨買います。

現在のレートが「11.620」なので、11万6,200円で購入できます。口座には15万円入れておけば問題ないでしょう。

この11万円は、金の卵を産むニワトリの購入代金です。すでに支払ったものです。

今だと、スワップポイントが「40円」となっていますので、毎日40円が加算されることになります。ひと月で、1,200円のスワップポイントが貯まることになります。

ここからが松井証券がマストの理由です。松井証券の最小取引単位は、なんと「1通貨」です。つまり、「1トルコリラを11.62円」で購入することができてしまうのです。
1,200円あれば、103トルコリラを購入できることになります。
つまり、10,000+103=10,103トルコリラを月末には、持つことができます。

なるほど、少しづつ元本を増やせるというイメージですね。

もしも、トルコリラの相場が、11.62円から、10.0円に下がったら、どうなりますか?

ひと月で貯まった1,200円で、120トルコリラ買えます。確かに、同じスワップがもらえるなら、安く買いたいですね。
そうなると、チャートに向かって下がれーと祈りたくなりますねw

このように、少しづつ積み上げていけるのが、1通貨の取引きを可能にしている松井証券の使いやすさです。そして、少しづつ元本が増えるとどうなるかわかりますよね?

もらえるスワップポイントも増えていくということですよね。

そうです。そして、レートが下がると、もう一ついいことがあります。
通常は、自国通貨の価値が下がると、政策金利を上げてその通貨を保有しようとする人を増やそうとする動きが出ます。
政策金利が上がると、それに連動してスワップポイントも上がることが多いです。

じゃあ、評価レートが下がると、より多くポジションを追加できる上に、毎日のスワップも増える可能性があるということですね。

今日の相談内容の答えになりましたか?

はい、ポジションの評価が下がってどうしようと悩んでいましたが、今では、むしろウェルカムな気分になってきました。
まずは、松井証券の口座を急いで開設することにします。



金の卵を産むニワトリをもつこと

最後に、投資にはいろいろな考え方があります。スワップポイントの利益なんて小さいと考えてしまうことがあるかもしれませんが、いろいろな投資方法を身につけておくのはおススメです。

特に貯金や定期預金をするよりは、スワップポイントで何もせずに利益を生む仕組みをつくっておくのは、将来のための大きな財産となります。

どれほど、トルコが危なくなったとしても11円のトルコリラが1円になることはないと思います。仮に起きたとしてもマイナス10万円の評価損です。毎月1,200円のスワップとしても年間に14,400円です。7年あれば到達する金額です。

通常のトレードで毎年利益がでている方であれば、年末に一旦、損失ポジションとして決済すれば、利益との相殺もすることができます。

まずは、一旦始めてみましょう。継続は必ず力になります。

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