中級者におすすめ!「フィボナッチ逆張り売買法」

中級者におすすめ!「フィボナッチ逆張り売買法」

こんにちは、今日は初心者を卒業した中級者のみなさんににおすすめの本を紹介します。その本とは、パンローリング社から出版されている『フィボナッチ逆張り売買法』です。
「上下の方向性を判断することができるようになったけど、どこでアクションを起こせばいいのか?」と悩んでいるかたに最適な本となります。

フィボナッチ比率で相場に勝つ

フィボナッチ比率とは、自然界や芸術作品にも多く見られる美しい比率で、一般的に『黄金比」と言われるもので、FXや株価のチャートにも現れることがあります。

ただ、「何の根拠もない」というところで、オカルト的な扱いをされることもありますが、しっかりと理解して利用できれば、これほど強い優位性のあるツールもありません。

相場においては、上がり続ける相場も下がり続ける相場もありません。必ず波のように相場は、「転換」や「調整」を繰り返しながらチャートを描きます。

では、ここで考えてみてください。もしもその「転換」のポイントや「調整」のポイントを推測できるとしたら??そうです。そこでアクションを起こすことが出来れば非常に有利な状況でトレードをすることが可能となります。

よくある状況としては、①これまで下落していた相場が一旦上を向きます。まだ、この時には多くの人は、上昇トレンドに入ったことには気づいていません。そこから、徐々に上昇を続けて、②少し早めに仕掛ける人たちが参加をしてきます。そして、③明らかに上昇トレンドだと誰もがわかるようになると、多くの人たちが参加してきます。「まだ、上がるのか?」、「もう終わりなのか?」そんな議論が出始めると、波は崩れ始め、再び下落に向かいます。

これは、もう古くから変わらない相場の姿です。もしも、これを読んでいるみなさんが③の立場で、「自分が買うと、相場が下がる」という誰かが自分をみているんじゃないか?と思っている方はいませんか?

この①②③の時の正しい行動を今日はお伝えします。

それは、①で勇気を持って買います。そして、②の時には、既にリスクをゼロにして、ある程度の利益を確保して、相場の迷いをニヤニヤしながら見ています。そして、③の過熱した状況の時に、多くの人が買いに来たときに、利益確定をして、次のチャンスを探し始めることです。

では、これが本当に可能なのか?といえば、可能です。しかし、何事も中途半端に聞きかじった情報だけで、上手くできるほど、甘くはありません。しっかりと基礎をインプットし、原理を理解し、それを反復し、実践を重ねて、ようやく可能となるものです。

「フィボナッチはオカルトで使えない。」という事を言っている人は、その習熟度の浅さを公言しているようなものです。是非、この本をしっかりと読んで、基礎から学習をしてみてください。どのような手法を利用している方にも必ずお値段以上に役に立つものです。

レビュー

フィボナッチでトレードの楽しさを味わう本! この本は、フィボナッチという数学の法則を使って、株価の動きを予測する方法を教えてくれる本です。この本では、フィボナッチの比率を使って、いつ買っていつ売るかを決めるコツがたくさん書いてあります。著者はとてもわかりやすく説明してくれて、例や図もたくさんあります。本は章立てがしっかりしているので読みやすいです。この本を読んで、フィボナッチの方法について基礎から応用まで学ぶことができました。

私はこの本を読んで、フィボナッチでトレードの楽しさを味わいました。相場の動きに隠されたパターンや法則を見つけることは、まるで宝探しのようなスリルでした。そして、そのパターンや法則に基づいてトレードすることは、まるでゲームのような達成感でした。今の自分の成功の起点となった大切な1冊です。

評価

・本のレベル:★★★★☆  

初心者から中級者まで幅広く読める内容で、フィボナッチ比率の基礎から応用までをわかりやすく説明してくれています。高度な数学的な知識は必要ありませんが、チャート分析に慣れていると理解しやすいと思います。

・価格とコスパ:★★★★☆  

フィボナッチ比率に関する本としては、比較的安価で購入できると思います。また、多くの実例や図解があるので、コスパは高いと感じます。

・著者の信頼度:★★★★★  

著者のロバート・フィッシャーとジェニファー・クランプトンは、トレーダー兼教育者として、フィボナッチ比率を使ったトレード手法について長年研究してきたという実績があります。彼らの豊富な経験と知識が本書に反映されており、著者の信頼度は高いと思います。

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