必見エリオット波動観測 ドル円 2021/11/22

必見エリオット波動観測 ドル円 2021/11/22

ドル円チャート

エリオット波動カウント ドル円

ひとつ前の記事はこちらから

このようなダイアゴナル(おそらくエンディング)を想定しているのは変更ありません。なぜその想定をしたのかについては、ひとつ前の記事をご覧ください。

エンディングダイアゴナルは、推進波の一種ですが、その内部構成波動は、5波構成ではなく3波構成となります。

上のチャートに緑色の線で引いたような動きをすることをイメージしています。

トレードシナリオ

113.60でのロングポジションを保有しています。当初は、115.30で最初の利益確定を行う予定でしたが、上昇の波形が乱れていたので、利益確定のバランスを前倒しました。

このような感じです。直近の下落に対する、フィボナッチ比率の38.2%の少し手前の114.10で3割を利確(50pips)、61.8%の少し手前の114.40で3割を利確(80pips)し、残り2割については、その半分をダイアゴナルの第3波完成で利確(115.35前後を想定)し、最後の2割は上に大きく抜ける可能性のために様子を見ていきます。

しかしながら、現在も114.70を超えて上に伸びている状況ですので、想定していたよりも角度のついたものになるかもしれません。

ダイアゴナルの第3波はどこで終わるのか?

ダイアゴナルの第3波はどこで終わるのか?については、第1波に対して第3波の比率が1.0を超えることはないので、78.6%で推定すると、115.35となります。

ダイアゴナルの内部構成波動であるABCのうち、A波とC波の値幅がイコールだと想定すると、B波は、現在の114.70から114.15付近まで一旦下げる必要があります。

実際には、そのB波の押し目がどこまで下げるのか?を見てから推測することになると思います。

下落を許容するということ

相場は、収束と拡大を繰り返しながら上下の波形をつくっています。それはエリオット波動理論に限らず、相場の本質の部分です。自分がポジションを持った時だけ都合よく一直線に伸びるなんてことはありません。

そして、ひとつの上昇という波形の中でも拡大して見れば、それも小さな上下の波形の組み合わせで構成されています。その中のひとつの上昇を見ても同じように上下の波形の組み合わせで構成されています。

その事象を「フラクタル」と呼びますが、大切なのは自分がどのスケールの波形を狙ってトレードをしているのか?ということです。

よく、「なぜ下がることを想定しているのに利確してしまわないんですか?」というご質問をいただきますが、もちろん自分のトレードしようとしたスケールの波形が終わる時であれば、利確します。

しかし、自分のトレードしているスケールよりも小さな内部構成波動の上下については、許容しています。

というか、正確にはそれを許容しなければ、より大きな波形のトレードをすることはできません。

ドル円カテゴリの最新記事