ドル円 エリオット波動カウント① 2023/7/12

ドル円 エリオット波動カウント① 2023/7/12

ドル円のエリオット波動のカウントについて、どのようにしたら良いのか?を解説していきますね。

上昇推進波なのか?修正波なのか?

これは、週足のチャートです。2011年の75円から、大きな視点で見て、上昇をしています。

そして、2015年5月の125.86が最初の高値となっています。これが第1波もしくはA波の終点と捉えて良いかと考えます。

そして、2020年12月の102.96が、第2波またはB波の終点と考えます。

そして、2022年10月の151.96が、第3波の途中またはC波の終点と考えます。

「または」って、どっちなんですか? 第1波か?A波か?って、推進波なのか?修正波なのか?

これは、現時点では誰にもわからないです。わかっていることは、2011年の75円というのは、ドル円の歴史上の最安値です。そこまでの大きな下落が、75円で止まり、トレンド転換して、上昇推進波が始まったのかもしれませんし、逆に大きな下落に対する修正のリトレイスに過ぎないかもしれません。

大切なのは、この時点で確定していないということです。更に言えば基本的に、その時点でエリオット波動のカウントが確定しているという状態というのは、無いと思います。

リアルタイムでは、常に複数の可能性が存在し、時間が経過するにつれて、その可能性がひとつづつ消去されていき、過去を振り返った時に、あの時は「〇〇波」だった。ということがやっと確定することになります。

つまり、現状においても、ここから下落が始まり75円を割るような未来があれば、今の波形としては、ABCの修正波動のC波が完成していたということになります。

逆にここから、151を大きく超えていくような未来となれば、75円で下降トレンドが終了し、新たな上昇波動に入っていたということになります。

ドル円カテゴリの最新記事