ドル円 エリオット波動カウント② 2023/7/12

ドル円 エリオット波動カウント② 2023/7/12

それでは、前回の記事に続いて、もう少し時間軸を短くして見ていきます。

2つの想定ができる

151円までの上昇を第3波の形成中と仮定すると、現在は第4波の下落修正波動を形成中と想定できます。そして4波の内部構成波動として、B波が終了して、C波の下落がスタートしたと見ることができます。

もうひとつの可能性は、151円がC波の終点と仮定すると、そこから新たな下落推進波がスタートしていると見ることができます。

2つの可能性をどう使う?

ここで大切なのは、どちらも下落の可能性が高いということです。120.50までは下落の可能性が高い状況にあります。

エリオット波動で、リアルタイムでのカウントを確定させることはできません。ただ、複数の可能性の中で、いろいろな可能性が重なる場合があります。そこを上手に使うことが大切となります。

今回のケースで言えば、前者の今がC波だとしても、120.50付近まで下落する可能性があります。そして、後者の第3波だとすると、105.6付近まで下落する可能性があります。

すると、一旦は120.50までの下落は可能性として、重なっていると見ることができます。

このシナリオが否定されるのは、ここから145.07を上に抜いた場合です。

つまり、ここからはショートを入れるタイミングを待つことになります。

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