予測どおり109.75付近で反転

フェイズ1に突入

月曜日ということもあり、レートが飛ぶかとも思いましたが、特に窓は開きませんでしたね。

さて、午前中の下落で、109.75に置いておいた指値に達しましたので、109.75でのロングポジションを保有しています。フェイズ1に入りました。

自分の中で、予測して指値を突っ切らずに、一旦反転して、跳ねた状態を「フェイズ1」と呼んでいます。

フェイズ1の目標は、「負けない態勢を整えること」です。これができるようになると、大負けをすることが減ります。

実際のチャートは、こんな感じですね。フェイズ1でやることは、損切注文の引き上げとポジションの一部の利確です。

では、どの段階でストップ注文を引き上げるのか?おそらく初心者の方だと、建て玉がプラスになったり、マイナスになったりする時期なので、ハラハラドキドキしながらチャートを見たりしているのではないでしょうか?ただ、見てドキドキしている時間は思考が止まって感情に支配された状態なので、結構危険です。

この時に行うのは、損切りの引き上げの計算です。

損切り注文は、どこに置くべきか?

そもそも損切り注文はどこに置くべきなのか?これは、絶対的な正解があります。それは、「ここを下に抜けたのなら、自分が上がると予測した判断が誤りであったとわかる位置」です。

私の場合は、109.75にエントリーの指値を入れると同時に109.67に損切り注文を入れてありました。この8pipsの幅は、誤差分として許容したリスクです。ただ、さすがにこれ以下になると、それは誤差ではないので、自分の109.75であがるという予測が誤っていたと判断できるからです。

今回で言うと、109.70を底値として、「一旦」上昇しました。しかしもしもこれがもう一度109.70に下がってきたとしたら、それはもう下に抜ける可能性が統計的に高いです。

そして、私の統計上では、上昇に対して78.6%以上戻した場合は、もう一度そこから上昇する可能性は非常に低いと認識をしています。

そうすると、「ここを抜けたら、間違いと判断する位置」は、109.748です。しかし誤差が少しあるので、109.72に引き上げることとします。ストップを109.67から109.72へ引き上げたので、リスクは、▲3pipsに小さくなりました。

次に、一部利確について考えていきます。波形は、上昇と下落を繰り返しながらフラクタルに進んでいきます。今回のトレードは、最大で111円台後半を見ているトレードになりますので、あまり小さな波のスケールでの利確は避けたいところです。現在出ている上昇を1波とした場合は、このスケールの3波付近でポジションの1割を利確したいと思います。

一部を利確する

下落のフィボナッチリトレースメントと上昇のフィボナッチエクスパンションを引いて、重なるレートを探してみると、109.98付近でリトレースメントの50%とエクスパンションの261.8%が重なりますので、ここに利確の指値を入れておきます。

そうこうしているうちに、109.96まで上昇しましたので、またフィボナッチリトレースメントを引き直すと、109.758が78.6%になりましたので、109.74に損切り注文を動かします。

負けない態勢の完成

とりあえず、ここまでできればフェイズ1としての目標である「負けない態勢をつくること」がほぼ達成できたようなものです。

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