予測が当たらなくても利益を出す

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予測が当たらなくても利益を出す

Kayenさん、やりましたよ。言われたとおり第2波の終点を待って、109.53で指値しておいたら、プラスになってます。マイナスになる前に利確してもいいですかね?

では、今の相場環境を見てみましょう。

きれいに、フィボの61.8%で反転しましたね。昨日説明したとおり、落ちるナイフをつかもうとするよりは、はるかに優位性の高いポイントですね。

これで、第3波まで伸びるのは、間違いなさそうですか?でも、下落したらマイナスに・・・

ここが相場で勝てるようになるかどうかの分岐点くらい重要な要素です。「え?予想が当たらないのに利益を出す」ってどういうこと?って思うかもしれませんが、勝てている人は大半これが出来ています。

相場で勝てるようになるには、「上がるか?下がるか?」を当てる確率が上がると勘違いしているかもしれませんが、そこは、勘違いです。

予測が当たらなくても利益を出すということは、一言で言えば「適切にポジションを管理する」ということです。

それは、適切なタイミングで、ストップラインを引き上げていく事、適切なタイミングで分割して利確をしていくことです。

例えば、109.53でエントリーしたAさんは、エントリーポイントとしては、適切なタイミングで入ることができたと思います。ただ、もしかすると上昇すると予測したものの、反転下落してこのままマイナスになる可能性があります。じゃあ、どこで何をすればいいのか?を今回のケースで説明していきます。

Point1 一旦の反転でストップを引き上げるべし

まずは、一旦反転をして上昇をしていった時ですね。109.6を超えていった時点で、損切ポイントを底値の少し下まで引き上げます。今回なら底値が109.483なので、109.47で大丈夫です。

なぜ、そんなに近くまで引き上げていいのかというと、一旦反転したのに、もう一度この底値を下に抜いてくるようなら、それは上昇するとした予測が間違えていたと判断し、被害を少なく撤退することがベストだからです。

これで、109.53エントリーの109.47ストップなので、▲6pipsという少ないコストで、落ち着いてポジション管理をできますね。

Point2 2度目の高値更新で一部利確すべし

なぜ、このタイミングなのかと言うと、この波形が第3波に伸びる可能性もありますが、もしかすると、ジグザグ修正波になる可能性もあるからです。そうなってから慌てないように、事前にその可能性を踏まえて準備をしておくことが大切になります。

まずは、損切ポイントの引き上げです。損切りポイントは、全体値幅のフィボナッチリトレースメント61.8%か78.6%の直下まで引き下げます。今回だと、109.55あたりまで引き上げておいてもいいと思います。

これで、この後さがっても、+2pipsで終わることができます。

次に、一部利確ポイントの設定は、二つです。

第1波の高値と第2波の安値でフィボナッチエクスパンションを引いて、100%のところと161.8%のところですね。

109.77で一部利確して、24pipsを確保します。109.90で一部利確して、40pipsを確保します。

これが基本となりますが、実際には、もっと内部の副次波を見たり、波形の大きさを考えたりして、ケース毎に対応していきますが、今回だと、波形のスケールが少し小さいので、もう一つ上の大きさの波形での3波の終点を狙うために、5割以上は、ポジションを残しておいて、112あたりまでを狙って少しづつ利確していくといいかもしれませんね。

このようなポジションの管理をカンに頼らず、反省ができるものや再現性がある方法で積み上げていくことが大切になります。

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